ロトの予想方法は数ありますが、ロトの確率が低くなる予想方法があるとしたら素晴らしいことだと思いませんか。はっきり言ってロトの予想は現在の科学では不可能なのです。もちろん、統計学などの科学的方法を用いればある程度の予想は可能です。最近ではロト業界で名前が出てくるようになった、青蔵聖人という人物がいます。青蔵聖人が開発した理論の「東大式第六限定法」は本当にロトの確率を下げることが出来るのでしょうか。この記事では「東大式第六限定法」を検証します。この記事を読めば「東大式第六限定法」を使うかどうか判断することが出来るようになります。

※この記事の最後には2020年4月の最新の青蔵聖人の動向を追記しています。

ロト予想の新機軸を築いた男、青蔵聖人とはどのような人物なのか?

最近、ロトの情報サイト界隈で話題になっている人物がいます。その人物の名前は青蔵聖人。なんか変な名前ですよね。今回はこの人についてネットの情報を頼りに調べてみました。はっきり言って、名前からすでに怪しい感じがします。でも筆者はそんな怪しい感じの人を追求するのが大好きです。ということで、行ってみましょう。

青蔵聖人の経歴

ネット情報によると青蔵聖人はなんと東京大学出身の理系男子のようです。そんな優秀な頭脳の持ち主なのに、なぜか学生の間に休学してまで海外を放浪する旅をしていたようですね。その中でもチベットでの滞在は青蔵聖人さんに大きな影響を与えたようで、本人曰く神秘的な体験をしたということです。チベットでの経験を元に、東京大学に帰ってきてから得意の統計学と宗教学をミックスさせて、独自の数学の理論を確立させました。その名も「東大式第六限定法」。この方法を用いれば不可能とされていた、出現数字の予想が可能になるのです。

東大式第六限定法の何が凄い?

青蔵聖人が開発した「東大式第六限定法」。この理論の正しさを証明したのは、東大卒業時の学位論文です。彼の学位論文によると、ランダムに振られたさいころの出た目をこの方法によって予測すると、計算上の確率よりもかなり高い確率で出た目を当てられたのです。実験内容として、全部で1から6までの数字が書かれたさいころを8回振り、その数字を当てるというものでした。すべての数字が的中する確率は6の8乗となり1,679,616分の1です。
はっきり言って天文学的な数字です。しかしながら、青蔵聖人は自身で開発した「東大式第六限定法」を用いてその確率を約16,796分の1までに下げると宣言したのです。スタッフの援助も合わせて青蔵聖人は8,762回目に見事数字を的中させました。青蔵聖人が宣言した確率よりも早く数字を当てましたが、本人曰くこれは「たまたま」ということでした。

東大式第六限定法のこれまでの実績

青蔵聖人が開発した「東大式第六限定法」の東大の論文はこれまで説明した通りとなりますが、そのほかにも数々の伝説的な実績を残しています。ここからは青蔵聖人が見せた奇跡に近い実績の数々を紹介します。すべて、ネットでの情報に依っています。

麻雀最強伝説

青蔵聖人はフリー麻雀荘に友人と一緒に行った時に、対戦結果をほとんど言い当てたとのことです。友人が麻雀卓につく前だったので、かなりの伝説になっています。ちなみにこの情報は青蔵聖人の友人からの情報と言っていますが、何ら証拠は残っていません。あくまで伝説だということです。もしも、本当だったら桜井章一のようなレベルになってしまいますよね。

マカオのルーレットを攻略

青蔵聖人の手記によると、海外を周遊している時代にチベット出神がかり的な啓示を受けた後にこの力は本物なのかどうか調べたくなったようです。そのため、日本に帰る前にマカオのカジノに立ち寄り、ルーレットの予想をしてみたのです。すると、なんと5回中3回が的中。これに関しては青蔵聖人自身がお金を賭けたというわけではなく、手記による部分なので定かではありません。

ロトに挑戦中

現在の動向を調べてみると、青蔵聖人さんはロトの予想に挑戦しているようです。東京大学在学中に執筆した学位論文の内容をさらにブラッシュアップさせて、ロトを的中させることによって自身の理論を証明しようという試みのようです。

東大式第六限定法の予想方法の考察

ここからは、実際に青蔵聖人がどのような方法を用いて「東大式第六限定法」を確立するに至ったのか考察していきたいと思います。実際に公表している理論は、私たちは見ることは不可能です。したがって、これまでの青蔵聖人の発言や実際に行った実験の断片から考察していく以外に道はありません。ここからは当サイトの運営者による考察を交えて、「東大式第六限定法」を紐解いていきたいと思います。

ビギナーズ・ラックなどは存在しない

青蔵聖人さんは俗にいう「ビギナーズ・ラック」などというモノの存在を否定します。その合理的説明は「大数の法則」によってなされます。青蔵聖人によれば「ビギナーズ・ラック」というのは単に「大数の法則」の言い換えに過ぎないと一蹴。日本の公営ギャンブルである競馬は胴元であるJRAがかけ金全体の25%を回収し、客へのリターンはその他の75%となっています。つまり、確率だけでいえば客は75%程の勝率があるのです。したがって、初めて競馬をした素人が1回目や2回目に連続して勝利するということは、かなり高い確率であり得るのです。しかしながら、競馬というギャンブルも、長期間続けていれば75%の勝率に近づいていくのです。一般的な人が競馬で負けてしまうことの要因の一つは既に「大数の法則」として数学的な証明ができている出来事を「ビギナーズ・ラック」として解釈してしまうことにあるのです。この「ビギナーズ・ラック」のために、ギャンブルの味をしめてしまい次も次もと徐々に高額のかけ金を使用することで元手を失ってしまうのです。青蔵聖人によれば、こういった「ビギナーズ・ラック」などのような錯覚を覚えること自体が無意味のようです。なぜなら、ほとんどのギャンブルはある程度の数学的な確率の絞り込みが可能だからです。

「勝つ」ためには確率だけではなく回収率も考慮する

数字選択式の宝くじであるロトやナンバーズ、そして競馬などは的中率だけを意識して確率論だけに終始してしまうと回収率が下がってしまうことがあります。そのため、青蔵聖人は最終的なゴール地点を現金の回収に設定しています。その上で、賭ける対象を選択するのです。少し難しい話になりましたが、例えば以下のような選択となります。

サイコロを5回振って、出現出玉を正確に当てた場合に100万円を得られるというゲームがあったとします。参加者は100人。そして、参加料は100万円。

条件①当たった人がいない場合は80万円の返却。つまり、全員20万円の負け。

条件②当たった人が複数以上いた場合は、全員の賭け金の80%を当事者で均等に分ける。

条件③予想できるのは以下の5通りのみ。

イ(4,5,1,2,6)

ロ(6,5,2,4,6)

ハ(1,2,6,5,4)

ニ(2,6,1,1,3)

ホ(1,1,1,1,1)

以上の条件で、イ~ホまでしか選択できないとしたらどちらを選ぶでしょうか?まず目に入るのはホになるでしょう。そして、当然のようにホを外すことになるでしょう。なぜなら、出る目が均等な確率であるといっても同じ数字が連続5回出るとは思わないからです。ちなみに、どのような出現数字も6分の1であることに変わりはありません。したがって、どの予想も確率的には同じなのです。となると、条件②にあるように当たった人が複数以上いた場合は、皆で均等に割らなければなりません。自分が選んだ予想に他の人が多数いた場合は回収率が低くなってしまうのです。したがって、「東大式第六限定法」を用いた選択はホ(1,1,1,1,1)となるのです。人が何かを予想する時、何らかのイメージや因果関係を考慮しがちです。その心理があるためにホの選択肢を外してしまうのです。その心理を逆手にとって、当たった時の利益の幅が最も大きくなる選択を行うのです。確率はすべて同じである以上、最も効率的に回収できる方法なのです。

 

※青蔵聖人の「東大式第六限定法」ですが、ネット情報だけでまだ科学的な検証が行われたわけではありません。「東大式第六限定法」の検証を継続的に続けています。