宝くじにはジャンボ宝くじやロト、ナンバーズ、スクラッチなど多くの種類が存在しています。他のスポーツくじであるtotoやBIGも含めれば、日本国内だけでも公営のギャンブルはかなり多くあると言ってよいでしょう。ここでは数ある公営ギャンブルの中でも、ロトの説明をします。
 
ロトにも3つの種類があり、ルールや抽選方法も多少異なります。そのため、ロトをやりたくてもルールが複雑でわからないという人もいるでしょう。この記事ではロトに絞って説明を行います。この記事を読めば、ロトのすべての種類とルールがわかります。

 

ロトには夢がある

(画像出典:https://pixabay.com/ja/)

ロトにはキャリーオーバー制などもあり、最高で10億円も当たるという夢のある宝くじです。当選確率も低くなっていますが、番号を自身で選択することができるのでジャンボ宝くじなどよりも能動的に楽しむことが可能となっています。つまりロトは高額当選をすることが可能なうえに、その当選は自分で手繰り寄せることができるのです。夢は見るものではなりません。つかみ取るものなのです。

 

ロトの1等当選した人は実際にいる?

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ロトはそのあまりにも確率の低さから、実際のところ当選をした人はいないのではないか?という闇を感じさせる噂も存在しています。高額当選に関しては他人に伝えないようにすることを勧められています。そのため、オフィシャルな場での報告を聞くことはありません。こういった事情が現実に当たった人がいるのかどうかはわかりにくくしている要因なのです。しかし、実際に当選した人は存在します。ここでは、数少ない当選の現実を紹介します。

 

第310回で28億円当選した人

ロトの第310回といえば、ロト好きのひとにとっては伝説の回として記憶している人も多くいるのではないでしょうか。この時の当選金額は最高で約9億円でした。そして、この当選番号は3口購入されていました。当選者が名乗り出てはいないので真相はわかりません。当選を出した窓口の人も当然のことながら、個人情報を隠しています。
 
しかし、同一人物が同じ番号を3口買っていたというのが大方の良そうです。この予測が正しいとすれば、この人は一回のロトで一気に約28億円を得て億万長者へと成りあがったと言えるのです。ロトにはこんな夢のような現実も存在します。しかもチャンスは毎週あります。毎週のように億万長者になるチャンスが転がっているのです。

 

第221回当選のセレブ君

第221回で当選した通称セレブ君は自分で宝くじ当選を公表しているため、間違いなく当選者であると言えます。セレブ君は年収300万円ほどのサラリーマンでしたが、ロト6を見事当選させて3億2,000万円を手に入れたのです。セレブ君は自身のブログで、ロト当選後の生活を赤裸々に語っています。
 
高価な腕時計を購入したり、400万円をバックに入れて夜の飲み屋街で飲みながら散財し一晩で400万円を使い切ったようです。その後も、生命保険の営業に来ていた女性に銀行通帳を見せるなどしてナンパ道具にしていたようです。セレブ君話を長くしていると、ロトを当てたことによって人生が狂ってしまった人の話になるので他の機会に詳しく説明します。ここで言いたかったことは、ロトは実際に当選する可能性があるということなのです。

 

ロトには種類がある

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ロトと一言でいっても「ミニロト」「ロト6」「ロト7」と三つの種類が存在します。選べる数字の範囲や個数が違いますし、当然のことではありますが、当選金額や当選確率も異なります。抽選会の日程も違っていますので、自身の好みに合わせて選択をするようにしましょう。ちなみに宝くじには従来のジャンボ宝くじやロト以外にもナンバーズやビンゴ5、スクラッチなども存在しています。この記事ではロトに関して細かく説明していきます。

 

ミニロトのルールと1等当選確率

ミニロトは合計で5個の数字を当てます。選択する数字の範囲は1から31まで。一度に同じ数字を選ぶことは出来ません。つまりミニロトは1から31までの数字で5個当てるというルールになっています。このルールで1等を当選させる確率は169,911分となっています。

 

ロト6のルールと1等当選確率

ロト6は合計で6個の数字を当てます。選択する数字の範囲は1から43まで。こちらも一度に同じ数字を選ぶことは出来ません。つまりロト6は1から43までの数字で6個を当てるというルールになっています。このルールで1等を当選させる確率は6,096,454分になっています。

 

ロト7のルールと1等当選確率

ロト7は合計で7個の数字を当てます。選択する数字の範囲は1から37となっています。ロト7も一度に同じ数字を選ぶことは出来ません。ロト7は1から37までの数字を7個当てるというルールです。ロト7に関しては10,295,472分の1になっています。
 

ロトの基本ルール

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ロトには数字を選ぶ以外にも、数種のプラスアルファとなるルールが存在します。キャリーオーバーやボーナス数字などの特別なルールを知っておかなければなりません。特にキャリーオーバーは採用しているくじと採用していないくじもあり、キャリーオーバーを含めるとかなり高額な当選金となるのです。そのため、くじを買うタイミングにも影響が出てくるのです。ここからは一つひとつを詳しく解説していきます。

 

本数字とボーナス数字

ロトの抽選には専用の抽選マシンである「夢ロトくん」を用いて、ランダムにボールを選びます。ここから出てきたボールに書かれている数字が当選数字となります。したがって、ミニロトでは5個、ロト6では6個、ロト7では7個のボールが選ばれます。これらのように先に選ばれた数字を本数字と呼び、当選の順番に違いが出てきます。
 
ミニロトにはボーナス数字が存在しませんが、ロト6とロト7にはボーナス数字というルールが存在します。ロト6の場合は7個目のボールに書かれた数字がボーナス数字です。ロト7の場合は8個目と9個目の2つのボースの数字がボーナス数字となります。ボーナス数字はロト6の場合、2等当選の時にのみ使用します。ロト7の場合は、2等と6等の当選時に使用します。本数字でピタリと数字を当てることが出来なかった人でもボーナス数字が当たっていれば、ある程度の当選金額を得るチャンスがあるということです。
 

キャリーオーバー

ミニロトには用意されていませんが、ロト6とロト7にはキャリーオーバー制があります。キャリーオーバーとは繰越金のことです。前回の抽選時に当選者が出なかった場合は、その金額が次回の抽選にプラスされます。そのため、ロト6とロト7はそれぞれ1等の当選金額が2億円と6億円になっています。しかし、ここにキャリーオーバーがプラスされると、それぞれ最高で6億円と10億円となります。キャリーオーバーがあれば、1等の当選金額はかなり高くなるのです。

 

当選パターンと当選金額

ここからは当選パターンと当選金額を紹介します。当選金額と当選パターンを以下にまとめたので、抽選結果と自身が購入したロト、そしてこのまとめを見ながら当選しているかどうか確認しましょう。

 

ミニロトの当選パターンと当選金額

当選金額
当選パターン
1等=約1,000万円
申込数字が本数字に5個すべて一致
2等=約15万円
申込数字5個のうち4個が本数字に一致し、さらに申込数字の残り1個がボーナス数字に一致
3等=約1万円
申込数字5個のうち4個が本数字に一致
4等=約1,000円
申込数字5個のうち3個が本数字に一致

 

ロト6の当選パターンと当選金額

当選金額
当選パターン
1等=2億円+キャリーオーバー
申込数字が本数字に6個すべて一致
2等=1,000万円
申込数字6個のうち5個が本数字に一致し、さらに申込数字の残り1個がボーナス数字に一致
3等=30万円
申込数字6個のうち5個が本数字に一致
4等=6,800円
申込数字6個のうち4個が本数字に一致
5等=1,000円
申込数字6個のうち3個が本数字に一致

 

ロト7の当選パターンと当選金額

当選金額
当選パターン
1等=6億円+キャリーオーバー
申込数字が本数字に7個すべて一致
2等=728万円
申込数字7個のうち6個が本数字に一致し、さらに申込数字の残り1個がボーナス数字2個のうち1個に一致
3等=72万7,900円
申込数字7個のうち6個が本数字に一致
4等=9,100円
申込数字7個のうち5個が本数字に一致
5等=1,400円
申込数字7個のうち4個が本数字に一致
6等=1,000円
申込数字7個のうち3個が本数字に一致し、さらにボーナス数字の1個または2個に一致

 

初心者のためのロト講座まとめ

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初めてロトを購入する人にとっては、当たるはずがなくただの時間とお金の無駄に思う人もいるかもしれません。ロトには細かいプラスアルファのルールも存在しています。そのため、多少覚えることもありますが、一度覚えてしまえば簡単です。